Apple は米国時間2026年11月3日(日本時間11月4日未明)、再設計したヘルスケアアプリの対応言語を広げ、日本語にも対応すると発表しました。いま使えるのは iOS 27.3 のデベロッパ向けベータ版だけで、一般のユーザーには年内に無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。Apple のヘルスケア機能全般の紹介は、Appleのヘルスケア(Apple 日本の公式ページ)で見られます。
発表の詳細は、Apple Newsroom(日本)の発表にまとまっています。
再設計されたヘルスケアアプリで何が変わるのか
日本語を含む対応言語の拡大
今回の発表で対応言語に加わるのは、日本語、英語(グローバル)、中国語(簡体字・繁体字)、フランス語、韓国語、ノルウェー語、ポルトガル語、スペイン語、トルコ語、ベトナム語です。Apple は、今後も対応言語を広げるとしています。
新しいヘルスケアアプリは Apple Intelligence を中核に設計され、iPhone と iPad で個人の健康指標に合わせて適応し、一日の過ごし方や長期的なウェルビーイングに関する情報を届けます。データの安全性とプライバシーを守る設計だと、Apple は説明しています。
主な機能のまとめ
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| インサイトタブ | 心臓、睡眠、準備度、フィットネス、バイタル、周期記録のデータを要約し、一日を通して情報を表示 |
| For You | 日々の習慣に合わせたおすすめを表示 |
| 健康に関するコンテンツ | アプリが、データを健康に関するコンテンツと関連付け、臨床専門家が登場する教育ビデオや記事を届ける |
| ロンジェビティタブ | 心臓の健康、睡眠、心の健康、身体の動き、代謝の健康、聴覚、栄養の長期的な指標の分析を表示 |
| ヘルス年齢 | VO2 max などの Apple Watch のデータを、体の状態の推移を実年齢と比べて示す指標に変換 |
| 自宅での運動機能の評価 | iPhone のカメラと Apple Watch で、柔軟性、筋力、バランス、身体の動き、VO2 max を測定 |
再設計されたヘルスケアアプリのタブと機能の中身
インサイトとFor Youで、一日の様子をまとめて見る
インサイトタブは、心臓や睡眠などのデータを要約し、一日を通して情報を表示します。あちこちのおかずを一つのお弁当箱に詰めて、ふたを開ければ全体が見える、そんなイメージです。
For You セクションは、日々の習慣に合わせたおすすめを出します。Apple が挙げている例は、睡眠の中断が何夜か続いたときに、就寝前のルーティンを調整する助言を出すというものです。
また、アプリは、データを健康に関するコンテンツと関連付け、臨床専門家が登場する教育ビデオや記事も届けます。
ロンジェビティタブとヘルス年齢
ロンジェビティタブは、心臓の健康、睡眠、心の健康、身体の動き、代謝の健康、聴覚、栄養に関する長期的な指標の分析を表示するタブです。
その中心にあるのが「ヘルス年齢」です。最大酸素摂取量(VO2 max)、安静時心拍数、睡眠、心拍変動などの Apple Watch のデータから、体の状態の推移を実年齢と比べた指標で示します。A1c や LDL コレステロールなどの臨床検査データも取り込めます。
自宅での運動機能の評価
iPhone のカメラと Apple Watch を使って、柔軟性、筋力、バランス、身体の動き、VO2 max を測り、音声や画面によるフィードバックをその場で受けられます。この評価は完全にデバイス上で実行され、ビデオは記録・保存・共有されないと Apple は説明しています。
ヘルスケアアプリを使うための条件と対応機種
一般向けは年内の無料アップデート
再設計されたヘルスケアアプリは、iOS 27.3 のデベロッパ向けベータ版で11月3日から使えるようになりました。一般のユーザー向けは、年内に無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。具体的な配信日は、今回の発表には書かれていません。
利用条件と、Apple Watchが必要な機能
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 使える端末 | 最新のソフトウェアを搭載し、Apple Intelligence を有効にした iPhone・iPad |
| iPhone だけの機能 | 一部の機能は iPhone のみ |
| ヘルス年齢 | Apple Watch が必要 |
| VO2 max を推定するテスト | Apple Watch、AirPods Pro 3、または他社製の心拍数センサー搭載デバイスが必要 |
| 年齢 | 一部の機能は18歳以上のみ |
| 地域・言語 | 地域や言語によっては、使えない機能がある |
| 機能の変更 | 提供される機能は変更される場合があり、現地の法律や規制によって異なる場合もある |
日本で使えない機能があるかどうかは、今回の発表には書かれていません。詳しい提供状況は、apple.com/jp で確認するよう案内されています。
Apple Intelligenceの対応機種
Apple Intelligence(iOS 27)に対応する iPhone は、iPhone Duo、iPhone 16 以降のモデル、iPhone 15 Pro / 15 Pro Max、iPhone Air です。iPad は、iPad mini(A17 Pro)と M1 以降を搭載したモデルです。デバイスと Siri の言語を、日本語など同じ対応言語にそろえる必要があります。詳しくは Apple サポートの Apple Intelligence の案内に載っています。
新しいヘルスケアアプリに備えて、やっておきたいこと
- 手元の iPhone が、Apple Intelligence の対応機種に入っているかを確認する
- ヘルス年齢を使いたいなら、Apple Watch が必要なことを頭に入れておく
- デベロッパ向けベータ版は開発者向けなので、普段使いの iPhone では一般向けのアップデートを待つ
- アップデートが来たら、デバイスと Siri の言語がそろっているかを確認する
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2026年11月4日時点の情報です。
参考リンク
- 再設計されたヘルスケアアプリの対応言語を拡大(Apple Newsroom 日本)
- Redesigned Health app expands language support(Apple Newsroom 米国)
- 次世代のApple Intelligenceを使い始める(Apple サポート)
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